「ISO認証取得」というと、何かものすごく難しいことをするようなイメージを抱かれる方も多いのではないでしょうか。実際は、そんなに難しいものではありません。 　現在している仕事を、ISO規格の要求事項を織り込みながら自社のルールとするだけです。自分の仕事は、自分がよく知っているはず。それを明確にすることがISOの基本だと考えてください。 　ではISOを始める前に何か準備が必要なのでしょうか？ 　弊社のISO教育プログラムに沿って進めていけば、特に準備なくスタートが可能です。このプログラムの中に準備から文書作成、運用までのすべてのプロセスが含まれております。 　システム構築の標準期間は、ISO9001で約９ヶ月、ISO14001で約８ヶ月です。取組み方次第ではこの期間が短くなる事もあります。 　基本的にはISO推進チームの方（約4〜6人程度）がコンサルタントの指導を受けて、必要書類を作成していくことになります。（なお、文書作成段階では、推進チーム以外の方にも若干お手伝いを頂く事になります。） 　そして、本審査が終了、合格すると、ISO認証取得となります。 　そのころには、組織の中で目に見える変化が起こっているはずです。 　皆さんも、組織で働いている以上、自分の所属する組織はよくなるに越した事はないでしょう。また、組織がよくならないと発展はありません。 　ISO規格の本当の目的は「組織の改善」です。 　認証取得後も、審査機構からの定期審査を受けることになります。これによって、自社のルール通りに仕事ができているかの確認ができますし、また、システムの改善にもつながります。