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1998年改正児童福祉法が施工され、国が補助する公的保育は、措置制度から行政と利用者との契約制度に転換しました。利用者に情報を提供する事で、施設間の競争を促し、保育サービスの質の向上を狙った改革であります。
こうした流れの中で、乳幼児を預かる保育園のサービス内容を、職員や保護者以外の第三者の目で評価しようという動きが出てきました。加えて、少子化も重なり、将来は保育園も(今まで以上に)顧客から選択され、淘汰される時代がやって来ます。 |
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保育園は、単に教育の場を提供する施設ではありません。大事な子供を預かり、世話をしなくてはなりません。つまりは、親・子供にサービスすることが大きな仕事となります。つまり、保育園の品質とは何かというと、サービスの品質となります。サービスの品質が高ければ、顧客は満足します。顧客満足がないと、機会損失、悪評、コストUPの原因となります。
親が保育園を選択する理由として主に下の6つがあげられます。 |
1.自宅や職場から近い
2.働きながら子育てできるサービスがある
3.園長・先生の対応
4.施設面の充実
5.保育サービスの質がよい
6.人からの噂、評判 |
ISO9001では主に5を強化させ、結果として1〜6を高めてゆくシステム作り(顧客満足のシステム作り)を実現します。 |
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ご存知の通り、21世紀は「環境の世紀」です。世界中で、環境を配慮できる人材の育成・法の整備が大きな課題となっております。日本でも学校教育に環境を取り上げられるようになってきました。
保育園は地域密着の事業ですので、環境教育や環境活動など、何らかの形で環境に関与されるのが理想です。 |
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